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ノート術関連のページを読んでるとたまに見かける「母艦ノート」ってさ、こう云い方がずるいくらいかっこいい。常に停留しててそこに行けば情報が何でもあるみたいな、そういう素敵な理想像。故に自分が使ってる「何でもノート」がたとえ母艦ノートの役目を完璧に果たしているものだとしても、理想と違うな……ってなっちゃう。何でも載せてあるっていうイメージが強くて、一か月半ちょっとで新しいのに変わるのなんてただの機動小隊じゃないか? と思ってしまうんだけど、考えたら母艦にだって積んでないものは無いんだよな。むしろ「無いものはない(二重の意味で)」なんだし、これでいいのかもと自分を納得させるのを繰り返してます。

「何でもノート」って要するに「母艦ノート」なんだけど、自分がやるとなんか違うになるのは何ででしょうねえ。

自分のやり方は基本、筆記ページは片側しか書かない・筆記したページの裏面は使わない・代わりにメモや付箋を貼りつけるって感じで、そこから膨大になりそうな話題があれば、別のノートにまとめていくスタンスで落ち着いてます。筆記した裏面のデコボコも気になるし、インクの裏抜けとか滲みとかで純粋に書いた文字が見辛いので、出来れば裏面はあまり使いたくないなーって思っていた時、じゃあデコボコを隠しちゃえばいいじゃん→何か貼ったら隠せるじゃんに至り、外や家の中、あちこちで文字を書き散らしたメモ紙・付箋紙を貼ることにしたら、良い感じに収まって思わずガッツポーズ。

左開きノートの左側が貼りつけ、右側が筆記ページ。

パッと思いついた時の走り書きや、1ページに収まらなかった話題を書くとかでない限りは空けておいて、別所で書き殴ったメモや付箋紙をなどをあれこれ貼りつけられるようにする。

内容を問わず”書いたものをまとめておく場所”を設けられたことは非常に大きいですねえ。もはや欠かせない存在。このやり方によって、片面だけを筆記に使うことを気にしないで平気という、貴族のような気持でノートに書き向かえるようにもなれましたし、書くのが一層楽しくなったりしててね。

「裏面が勿体ない」とついせこせこしちゃう貧乏性も治せて、かつノートもちゃんと使い込んで膨らんでいってるっていうのを目で確かめることが出来て、情報は一冊のノートにまとめろ! という参考にさせていただいたノート術の基本型も守れるので、すごくいい感じのやり方であります。