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京極夏彦好きの方に「おー自分も好きなんだよー」的に話しかけられて、一番好きなの聞かれても『どすこい』が好きって答えにくい。やむなく『百鬼夜行シリーズ』ですと答えるしかないわけで……その百鬼夜行シリーズでも特に番外的な位置づけであるっぽい『今昔続百鬼』、多々良先生のシリーズが好きで好きで。でもそれもなんとなく云いづらいんだよねと思いつつ。

で、そこまでの思考を1秒以内でまとめて会話としての文章にしなければならないわけで、何かテンパりすぎて「ひゃっきやこう」と「ひゃっきやぎょう」が混じっちゃって噛むし、すげー失礼な奴だ自分、と自己嫌悪永続中。抜け出せない。

ていうかどうしても「百鬼夜行」は「ひゃっきやこう」って読んじゃうんだよな、幼少時に観た青い猫型ロボットアニメの刷り込みが強力すぎます。道具に煙をかけると妖怪(付喪神)化して、捨てた持ち主の元に帰ってくる百鬼線香っていうひみつ道具が出てくる話があって、あれの中では「ひゃっきやこう」だったもんだから、何か染みついてるんですよね。これも方言とかイントネーションみたいなもんなのかな。